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AKB握手会 中止の損害賠償?

AKBの握手会での事件がもとで、握手会を中止すべきか議論されています。
また、中止になった場合ためた握手券に関連して損害賠償ができるのかも話題になっています。

画像 578.jpg

①AKBだけでないタレントの襲撃
べつの記事にも書きましたが、タレントの襲撃事件は決して珍しくはありません。
戦後、京マチコ宅への侵入事件(1953年)から始まり、1980年以降だけでも多くの事件が起きています。

小泉今日子 新宿音楽祭にて生卵を投げられる。
松田聖子 沖縄のコンサートでファンから金属の棒で殴打される。
夏木陽子
倉沢淳美
河合奈保子 散弾銃の実弾入りの脅迫状が届く。さらに自宅にナイフを持った男が侵入。
中森明菜 テレビ番組でノートを投げつけられれる。
南野陽子 ファンが両親と祖母を死なせたうえ、南野陽子襲撃もほのめかす。
中山美穂 3回ほど中山美穂を狙った盗難に合う。
西村知美 姉を登山ナイフで脅して拉致。
山口智子 
山口百恵
田村英里子
安達祐美 日テレに届いた安達祐美あての荷物が爆発。開封した人が指を失う大けが。
松任谷由美
松島菜々子
飯田香織
内田恭子
高島彩 フジテレビに爆破予告電話。
相武紗季 
滝川クリステル ストーカ被害に合う。 
大島優子 ファンがネット上で握手会の妨害を書きこみ(2011年)
杉原杏璃
氷室京介
壇蜜 テレビ番組で場所がばれ自宅がストーカー被害に。

ざっとこれだけあります。
もし芸能人を狙おうとするなら路上や自宅付近などいくらでも狙う場所があります。

②握手会は存続し、警備強化が妥当
上に挙げたタレントは握手会やファン感謝デーなどで襲われたわけではありません。
あえて言えばタレントはいつでもどこでも襲われるリスクを持っています。
握手会を中止しても根本的な解決になるわけではありません

繰り返すようですが、タレントは常に襲撃や嫌がらせを受ける要因は持っており、
握手会でそれが増すなどという理屈は通りません。
逆に握手会で直接話をできることが、
自宅への侵入やストーカーといった強行手段を防いでいるとも言えます。

今回はファンもメンバーも誰も彼も冷静さを欠いてしまって、もう握手会は無理だという声が多く聞かれます。
でも冷静に考えてみてください。
握手会を廃止したら、異常な行動に出るタイプのファンがいなくなりますか?
握手会以外の場所でアプローチしてくるだけではないでしょうか。
握手会なら警備を強化できますし、他のファンが力を合わせて守ることもできます。

このように見てくると、握手会の警備強化が最も理にかなった解決策だと思います。

③万一中止の場合、容疑者に損害賠償ができる?
握手券目当てにCDをたくさん買ったファンの場合、もし握手会がなくなったらかなりの損をすることになります。
握手会目当てでなく同じCDを多数買うことは考えにくいので、
あくまで握手券を買ったとかんがえるべきでしょう。
もし映画の前売り券が発売されていて、上映が中止になったら?
当然払い戻しがされるはずです。
AKBのCDにも同じ扱いがされてよいというのはもっともな主張です。

あるファンは「握手会のために購入したCD代金約34万円と、
精神的苦痛に対する慰謝料25万円の計約60万円」を損害賠償請求したいとツイートしています。
慰謝料は微妙(同様の判例では数千円から1万円がせいぜい)かも知れませんが、
34万円は確かに結構な額です。
時給1000円のアルバイトでも340時間。1日5時間働いて68日!
気持はよく分かります。

この場合容疑者が「今後の握手会の中止」まで犯行時に想定していたかがカギになりますが、
どうでしょうか?
電車への置き石ならば、脱線事故による被害は容易に想定できますが、
握手会の妨害が、ファンの握手券の価値をなくしてしまうということを想像できるかは微妙かと思います。
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